秋の味覚

よく「秋の味覚をお楽しみください」とかいう広告を目にする
季節になったが、味覚とは舌の感覚であって、
栗やブドウのことではない。
それはさておき、アケビを食べた。何年ぶりだろう。
小学校2年のときにアケビ取りを題材に石膏版画を作った記憶があるが、
多分それが最後のアケビの記憶だ。
山の部分を削ったら(版画なので白くなる)先生に「やっちゃったね」
といわれた。やる前に言えよ。
さて、アケビの味であるが、こんな味だったかな〜という感じ。
もっとバナナっぽい味をイメージしていたのだが、意外と味が薄い。
くず饅頭のような半透明の果肉にスイカの種のような種がびっしり。
水洗トイレに種を吐き出して眺めていたら気分が悪くなりました。反省。
約20年。
味の記憶は風化していたが、普段忙しかった親父と一緒にアケビをとった
その記憶は乳白色で甘酸っぱかった。