カエル

熱帯魚ショップへ行って以来、ベルツノガエルのかわいさにイカレテいたが、さらにかわいいカエル発見。カエルは臭いのほとんどしないペットとして愛好者が多いらしい。ほとんどえさやらなくていいし。昔先輩が研究室で飼っていたころ、ヌードマウス(ねずみの幼児)を食わせていた。無表情この上ないカエルの食いっぷりに感心したものだ。ちなみにその先輩の彼女がかえるに触ろうとして指をかまれ、流血したときに、彼女を心配するより先にカエルに歯のようなものがあることに感動していた。うーむ、科学者。ちなみに彼らは結婚しました。
カエル後日談。ある日停電がありました。植物飼育室の蛍光灯とクーラーが切れました。すぐに復旧しました。その日は土曜日でした。月曜に研究室に行きました。
暑ッ!!!ていうか熱っ!!!。
停電復旧で蛍光灯は復活。しかしクーラーはリモコンで付け直す必要があったのだ。蛍光灯は凶器と化した。クーラーのプラスチックも溶かした。真夏のアイスクリームのように滴り落ちたプラスチック。嗚呼、阿鼻叫喚。推定温度80度。脳の保護回路がもっと重要なことを思い出すことを阻止していた。水槽をしばし眺めてみるが、正常な思考を取り戻すまでに時間がかかった。ナンダイ?コノブッタイハ?
のぉぉぉぉぉ!!!!
見るも無残、語るも涙。水槽の水は干からび、水槽の出口近くで完全にスルメ状態で忍者のように壁にへばりついた何者かが。忍法何の術?断末魔の叫びが聞こえてきた。南無。あの丸々とした面影はまったくなく、限りなく余分なものと必要なものが削げ落ちたその姿。おもむろに水をかけてみた先輩。うーむ、科学者。
結論
カエルのかおりはないが、カエルのかをりはあり。
早く偉くなってサイエンスゼロに呼ばれてやる。