つれづれなるままに

桃太郎のお供は犬、猿、雉。雉って働いたっけ?そもそもナゼ雉?単に鳥じゃまずいのか?犬はただ犬。柴犬か秋田犬かさえ決まってないのに何で雉?鬼が丑寅で、犬、猿、鳥がそれぞれ戌、申、酉という風水的な話ならわかる。桃と鬼は切っても切り離せないものだし。最近雉は木地師のことで犬も猿も蔑称であるということをチラッと読んだが、なんか釈然としないな。
方角のことを考えていたら星座のことに思いが巡り、スサノオが機織工房に皮をはいだ馬を投げ込んだという話も織姫彦星(牽牛⇒牛頭天皇スサノオ)みたいな習合があったのかななんて考えてみた。
桃太郎とか瓜子姫とかの食べ物から生まれる小人の話はガガイモから現れたスクナヒコナがもとになってるらしいが、もっと民話的なオブラートがかかっていると思う。食物起源話がからむところから、食べ物から生まれるのではなく、むしろ子供が食べ物を生むことを言っているのではないだろうか?子供が生まれたが口減らしに川に流すという話もあるし、自分の子供はさすがに忍びないので子供を交換して食べていたという話もある。特に瓜子姫は天邪鬼が殺されたときの血がそばの茎とか根とかの色といわれているし、鳥が絡むのも死体を想像させる。
なんてな。