引き続き牛の獣くささについて

まず、くさいといわれる代表的な肉、羊(マトン)について。
子羊(ラムだっちゃ)のころには母乳を飲んでいるので、くさくない。
草を食べるようになるとある消化酵素を作るようになり、それに伴い、
脂肪に独特のにおいがつくといわれている。
そのため、マトンも脂肪を落とすような調理法を使えば
臭いが気にならなくなる。ジンギスカンなべの形はそれを狙っていると
考えられるが、いかんせんその油で野菜類を焼くことになる。無念。
次に、その他の草食動物の肉について。
草食の動物で私が食したことのあるものは、
牛、兎、馬、羊、山羊、鹿、である。
そのうち兎はかなり濃い味付けがしてあったので獣くさいのかどうかは
わからなかった。馬は脂肪を焼いて食べたことがあるが、臭くなかった。
牛、羊、山羊、鹿は共通の獣臭さがあった。馬になくて牛、羊、山羊、鹿に
あるものといえば反芻である。
草を食べ、反芻をする動物にあの獣臭さがありそうだ。
気になるのは、牛の獣臭さを意識するようになったのが
ごく最近ということだ。以前は感じなかったような気がする。
そういえば以前は牛に草以外のものも飼料に混ぜて与えていた。
肉骨粉
漢字で書くといかにも生々しい。

最近、注意散漫(隣のドアからお入りくださいという張り紙がしてあったにも
関らず、自動ドアの「ここに触れてください」という赤いボタンを
触り続けていた。120%変態に思われたに違いない)で、階段でよく躓く
(躓いてつんのめったとき走るようにしてフォローするが、これも
前に人がいると相当危険人物指定される。階段すれすれにラフプレーを
うけた中田さながらの前傾姿勢をした人が膝下から迫ってくるのだから)。
実に心配だ。
狂牛病じゃないのにそんな症状が出ることがね。