想定内です(流行語大賞)

konic2005-12-05

同級生結婚しました。
式は地元で挙げたのですが、大学から東京、かつ東京勤務ということで、
東京でも二次会を開催することになったらしいのです。


僕は彼と高校三年間+浪人時代+大学4年間+浪人時代(え?)
同じ学校でした。同じクラスになったことはありませんが。
部活も同じグラウンドを使ってました。


そんな縁から二次会のお誘いを受けたわけです。


そういえばラ○ロス部(祝☆関○制覇+朝日新聞掲載←朝目新聞http://asame.web.infoseek.co.jp/bbsgal.htmlじゃないよ!!)関係者以外の
結婚式二次会って初めてなんですね。
ラク○ス部がらみの二次会はラク○ス部色が強く異彩を放つため、
過半数以下のその他関係者が引きまくるというのが常です。


彼はホッケー部です。


てことはそうなりますか?




〜この世には不思議なことなど何もないのだよ。関口君〜




まずもう一人高校時代の友人と待ち合わせです。
だろうなとは思ってたんですが、


二人とも店の名前すら知りません。


友人が同僚(結婚する彼と同じ部活で友人の彼と同期入社)に連絡を取り、
迎えに来てもらえるということになりました。
危うく二人でのみに行くというそれはそれなりに魅力的なイベントは回避されました。


にしても遠い。かつ、迷い道くねくね。
二人とも
「あ〜、こりゃ地図持ってても迷うね〜」
と、いいこと探し。
東京ポジティブで行こう。


つくなりスーツの集団。
俺私服。
なんですかね。この劣等感。


受付で桜の花びら型にくりぬいたカードをもらいました。
何かに使うのでしょうか。


すぐに新郎新婦登場
って、


初めて見たよ電飾車なんて。


クリスマスにはまだ早いでしょうに。
温暖化が心配です。
クールビズで散々暑い思いしたんだから
ウォームビズで朝の電車の暖房を切ってほしい。


いっそ町の明かりなんてみんな消えてしまえばいいのに(クリスマス前恒例の情緒不安定)。


そんな地球規模の大きなことから小さなこと(僕の感情)まで
思いをめぐらしてくれる素敵な体験ができました。


会場が二階って言うのも初めてだな〜。
えー、外に出るんすか?
会場は半屋外という斬新なところでした。


かなりぎゅうぎゅう詰めな状態なので乾杯のグラスが回ってきません。
ようやくグラスが全員に渡ったころ、
司会が「乾杯の挨拶は新郎の同級生で作家の○○さんです。」
やベー、作家ってかっけー。
周りでもうわさがささやかれます。
・・・「お父さん直木賞作家らしいよ」・・・
ま、まじですか。
しかもイケメンです。


敵です。




できれば知り合いになりたいです(あっさり敗北)。




しばしご歓談のあと、司会からこんな説明が。
「受付時に配布したカードは色と形がぴったりの異性がいます。
この会が終わるまでに相手を見つけてこちらへ来ていただくと
抽選で素敵な商品をお渡しします。」


粋な計らいですね〜。
でもね。
たいていのことは人並みにできると自負している僕がですね、
何ができないかって


初対面の人に話しかけること(と彼女)ですよ。


偶然ですが、知り合いの女の子が来てました。
新郎の元クラで、女子○クロス部。
持ってるカードを見ると


「お?お?同じ?」


知らない人と知り合いになるためのゲームがこんな結末ですか?
それもおいららしいといえばそうなんですが。。
しかし合わせてみると微妙に色が違うようです。
安心したような、残念なような。
オチとしてはここでカップル成立でもそれなりに面白かったのですが・・・(伏線)


新郎新婦の生い立ちがビデオで紹介されます。
生まれたころから小学生、中学生、大学生


どうも、高校時代の友人ですが何か?


完全に飛ばされてますね。
まあ、確かに高校時代写真撮った覚えはほとんどないですよ。
無理すれば卒業アルバムキャプることになります。


出し物も体育会ですね。
上半身裸や女装は定番です(上半身でよかった)。
強引にチューへ持っていくところもおなじみの光景です。


そうこうしているうちに会も終盤に差し掛かりました。
どうやらカップル成立数が極端に少なく、商品はひとつも出てない有様なようです。
外資系、体育会系とはいえ、皆さんシャイなんですね。少し安心しました。


ちょいといい人自慢になりますが、ここまでで二組のカップルを作ってあげました。
カップル成立数から見れば結構な確率を占めているはずです。
さながら恋のキューピッドです(全裸幼児体型で飛んでる感じが)。
きっといいことあるに違いありません(伏線)


業を煮やした司会


「まだカップルになってない方はカードを上げてください。」


うーん、手っ取り早い。
ぞくぞくカップル成立です。
色は薄暗い照明のせいでよくわからないので、
同じ形のカードを持ってる女の子を見つけます。


「あ、形一緒だね」


またもや色が違うようです。


何度かこの状況が繰り返されたころ、


「もしかしてあの人が持ってるやつかも」


と耳寄り情報。


「どの人どの人?」


正直この会の参加者はほどよい美人さん(あまり派手でない感じで好印象)ぞろいだったので期待が膨らみます。


「あの人」


ずいぶん遠くにいるんでしょうか。かなり上のほうを指してます。


「あの背の高い人だけど」


背高いのはそんなに嫌いじゃないですよ。スタイルいいひとは大体背高いし。


「あ、どうも」













男かよ!!!(やっぱり)




かなり遅れてきて残ったのが女の子用のカードだけだったらしいです。
それにしても神も仏もいないのでしょうか?
かなりがっつり肉のついた熊さんじゃないですか。
(華奢な美男子ならよいというわけじゃありませんよ。念のため。ワタシオニャノコスキアルネ)


痛いことにあまりいじられないし。。


場所が駅からわかりにくかったっていいさ。
ほとんどの参加者がスーツだったっていいさ。
挨拶が作家だっていいさ。
ビール3杯で8000円だっていいさ。


せめて人並みの幸せを分けてくれませんか。


僕が涙を浮かべていたのは感動からではなかったかと。






末永く幸せにな!!(暗い部屋の隅体育座りで号泣)